“491 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/12/04(月) 19:41:43.17 ID:nc3y9iGR豊臣秀吉のもとに、毛利輝元が初めて出仕したときのこと。毛利は天下第一の大名であり。中国は残らず彼の威風に属していた。然らば、秀吉も定めて礼を正し、威厳に満ちた対面をするだろうと、人々はそう考えていた。ところが、秀吉は輝元を対面所に暫く待たせ、その後、帯を手に持ちまるで形式張らない格好で、女の禿(かむろ)に腰刀をもたせで現れると、その姿のまま輝元に対面し、直に彼の手を取って立たせ、古のことなど色々と物語しつつ、大阪城内の座敷を一つ一つ見せて周り、それから天守へと上がり、大阪の四方の繁栄を見せつけ、その場で刀を与えた。それから座敷へと下り、庭に馬を曳かせた。秀吉はその馬に乗り、輝元に馬の口を取らせた。その後馬は輝元に与えられた。これにより毛利は尽く秀吉の恩顧、度量に平伏し、あるいは親しみ、あるいは恐れたという。(士談)”
- 秀吉の恩顧、度量に - 戦国ちょっといい話・悪い話まとめ (via bochinohito)