いつから、「クリスマスは恋人と一緒にディナーを食べて二人で過ごす」ことになったのか。女性誌、男性誌、それぞれの特集を1年ごとに追って、その「変化点」を見出していく過程が面白い。
クリスマスが恋人たちのものになったのは、1983年からだ。そしてそれは同時
に、若者から金をまきあげようと、日本の社会が動きだす時期でもある。「若者」というカテゴリーを社会が認め、そこに資本を投じ、その資本を回収するため
に「若者はこうすべきだ」という情報を流し、若い人の行動を誘導し始める時期なのである。若い人たちにとって、大きな曲がり角が1983年にあった。
1970年代には自販機でお茶や水は売っていなかった、とか、ホームドラマがトレンディドラマに変遷していく様子とか、ミステリー本が重く分厚くなっていく理由とか、身近なネタから評論に持っていく手法が、「ずんずん調査」のホリイさんらしい。
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若者殺しの時代(堀井憲一郎、講談社現代新書) - 幻 想 の 断 片
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2010-09-18 (via
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