“かつての美味しんぼには、読者にカタルシスを提供する仕組みがきちんと用意されていました。・山岡の、組織に対する反骨精神とそれによるヒーロー性・圧倒的な敵役としての海原雄山と、その横暴さによるストレス・それに対して、山岡が海原雄山に一矢を報いることの出来るカタルシス・それ以外にも、食通ぶって知識をひけらかしている嫌味なキャラを山岡がへこませるカタルシス・トラブルメーカー、コミカル枠として色々ドジをやる富井の存在・東西新聞社の人間関係と絡んだ、栗田とのラブコメ要素一見して頂けば分かると思うんですが、これらの要素、現在の美味しんぼではほぼ全滅です。せいぜい富井くらいしか残っていません(最近頻度低いけど)。吾らの唯一の希望、富井。頑張れ富井。本来、漫画としては、美味しんぼって「アウトローヒーローもの」に近かったと思うんですよ。アウトローヒーローとしての山岡が、既存の権威に真っ向反抗して、料理を題材に色んなものをぶった切る。読者はそれでカタルシスを得る。ギャラリーフェイクなんかと同じく、ブラックジャックを意識した部分もあったんじゃないかと推測します。料理に関するうんちくはその背景というか、小道具に過ぎなかった。で、上に列挙してあるだけの「面白い」要素が詰め込まれていた。これらの要素がスポイルされてしまった原因は、今更言うまでもなく三つに大別されます。・海原雄山が人格者化してしまって大ボスがいなくなってしまった・雄山と関連して、山岡も丸くなってしまった・栗田との人間関係も片付いてしまったこれに対して、残った要素が料理についての偏った視点に基づくうんちくだけなんだから、そりゃ漫画として面白くなる訳がありません。なんか飯くってごちゃごちゃいってるだけの漫画です。”— 何故みんな、今回の美味しんぼが面白かったか面白くなかったかの話をしないのか: 不倒城 (via rulebook)
よっぽど包丁人味平のがおもろいもんな〜
(via yuzabrou)