組織内で「力」をもつ人間が関わる不正というものは、弱い立場からの主張は握り潰されるのは世の常だ。それは組織の体質が古いとか新しいとかは一切関係ない。
分かりやすいのが、Uberのセクハラ事件だ。ご存じの方も多いだろうが、このシリコンバレー発の最先端企業で働く女性が、上司からセクハラを受けていると人事部に告発したものの、「自分は何が違法で何が違法でないか熟知している。キミのことを切ろうと思えばいつでも簡単に切れる」と逆に脅され、クビに追い込まれたのである。
理由はシンプルで、このセクハラ上司は社内で「ハイパフォーマー」と呼ばれるエリート社員だったのだ。会社に貢献する稼ぎ頭ということで、社内ではやりたい放題で、誰もとがめられなかったというのだ。
もし仮にUberの第三者委員会みたいなものがたちあがって、調査を始めたとしても、できあがる報告書は相撲協会危機管理委員会のように「加害者擁護色」の強い内容になったことだろう。ハイパフォーマーに辞められでもしたら、組織の大きな損失だからだ。
”- なぜ日本のおじさんは、貴乃花親方にイラついてしまうのか (1/5) - ITmedia ビジネスオンライン (via rpm99)