“唐木: 1つ付け加えるとすると、日本が使っている家畜のエサのほぼ100%は遺伝子組み換えです。だから、「遺伝子組み換えはイヤだ」と言った途端に、日本の家畜はエサが無くなってしまいます。
また、我々が食べている食用油のほとんどが遺伝子組み換えです。トウモロコシも菜種も大豆も遺伝子組み換えのものを輸入して油を作っています。油には、「遺伝子組み換え」の表示がないので、私たちは知らないうちに、遺伝子組み換え経由の油を毎日食べている。だから、遺伝子組み換えをすべて止めたら油もなくなってしまう。それが日本の食生活の実態なんですね。
大谷:普段生活していく中で、何かの材料になっているものについては、あまり考えていないというところがありますよね。
蒲生:「そんなに日本人はトウモロコシを食べるの?」というコメントがあったのですが、鋭い指摘だなと思います。茹でてそのまま食べるトウモロコシではなくて、輸入されている遺伝子組み換え作物は、ほとんどがエサですね。あとは、油の材料。
唐木:それからコーンスターチ。食品の材料にも使われています。
蒲生:そうですね。トウモロコシや大豆を、そんなに食べないんだけどな…と思う方も多いと思うんですけど、遺伝子組換え作物はエサや加工食品の原料として使われているわけです。”
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