carbondoubt:
“自分のセクシュアリティを公表した後って、当然のようにセクシュアリティに関して聞かれるわけですよ。作った歌の背景を話すのは全然構わないんですけど、登場から人の容姿を評価するような発言とか『私の友達にもあなたみたいな人いるから大丈夫』と言われることもあって。何が大丈夫なのかわからないですし、大丈夫ではない前提があるんだなと感じました。バラエティ番組では『私、ニューハーフみたいって言われるんですよー』とか、直接『男女』みたいなことで笑いをとられることもあって。 セクシュアリティを公表すると、なぜか『なんでも言っていい』になっていったんですよね。人が傷つくかどうかとか、何の疑問もなくデリカシーのない質問やコメントをされる。そこが“うまみ”と思われているんだな、と。でも、自分で公表したことだし、いちいち傷ついてる自分の方がおかしいのかな?って。自分が甘いんだって思い込んでいて、地獄のような日々でした。 歌える機会があるのはうれしかったけれど、今思えば自分が間違って消費されていたんだなって。当時はそれに気づけませんでした。”
— トランスジェンダーを公表したシンガーが語る「紅白で私の心は死んだ」理由(梅津 有希子) | FRaU