月曜日

copipe

gkojay:

“雨はあんなに高いところから落ちてくるのにあまり痛くない、子供のころ、それがとても不思議でした。高いところから落ちてきた石が当たると、とても痛いのに。 中学のある日(高校だったかな)、空気抵抗というものを学びました。空気の抵抗の大きさは速度に比例する。高いところから物が落ちると重力に引っ張られて速くなっていくが、それに比例して空気抵抗も大きくなる。重力は一定なので、増大する空気抵抗はやがて重力と同じ大きさになる。そうなると、その落下物はそれ以上加速されず、それ以後は空気抵抗と重力が釣り合ったまま一定の速度で落ちていく。 目から鱗でした。雨が痛くない理由も、綿ぼこりがふんわり落ちる理由も同じだったのです。石の場合は、大きさの割に重いので、かなり速くならないと空気抵抗が重さとと同じにならないから、あたると痛い。アリが高いところから落ちてもケガしないのは、アリの体重と空気抵抗がすぐにバランスしてしまうから。 身の回りのいろんなものが、シンプルなルールで動いていることにに感動しました。「物理学って美しい」とはじめてはっきり意識したときでした。”

山中俊治の「デザインの骨格」 » 雨はなぜ痛くないか (via tscp) (via rivzoe) (via suzukichiyo) (via kuwataro) (via nyama) (via scudroid) (via otsune)
2009-11-12 (via yasaiitame) (via gkojax)