しかし品のない習近平が大国風を吹かせ、北朝鮮がミサイルを撃ちだすと空気が少し変わった。
トランプは初めてめぐみさんの話を真剣に聞いた。
国連総会で彼は「日本人の可愛い13歳の少女が拉致された」と世界に訴えた。
横田早紀江さんが「風が吹いた」と感謝した。
この一言は「滅ぼすはずの日本」の立ち位置がはっきり変わったことを示している。
戦後70年で初めての大変革といってもいい。
そこまで把握できなくとも、これが大きなニュースと直感した新聞は、トランプの言葉を9月20日付の紙面で大書した。
産経新聞も読売新聞も日経も大きく扱った。
ただ朝日は違った。
同じ日付の1面本記は扱いも小さく見出しに「めぐみさん」はなかった。
この新聞はおよそめぐみさんを報じることに昔からためらいがあった。
90年代なかばめぐみさん拉致が公の事実となったとき「拉致問題など障害は多いが、日朝正常化の方が大事」(99年)と書いた。
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