まず、スタートにあたって出てくる言葉は、次の2つ。
「絶対にできない」
「成功してから見せなさい」
そして成功してから出てくる言葉が、次の2つ。
「どこかで見たことある」
「別に新しくない」
これは必ず出てくる「減速発言」だから、まったく気にする必要ありませんよ、と。
広中先生はわたしの質問に答える形でこの話をされたのですが、わたし自身まったく同じことを思っていただけに大いに感激したのを覚えています。それ以来、わたしは自分の提唱した新しいコンセプトに対してどんな減速発言が出てきても「おおー来た来た、いつものやつか」「ははは、また同じこと言っとるわ」と鷹揚に構えることができるようになりました。
そしてアメリカ人を見ていて痛感するのは、減速発言に対する反論の巧みさです。彼らは自らのコンセプトが批判されたとき、感情の言葉ではなく、論理の言葉で反論できます。というのも、基本的に他人は無責任に批判するんですね。なんとなく気に食わないとか、なんとなく実現するイメージが湧かないとか、その程度の感情によってさしたる論拠のないまま批判してくるのが他人というものです。
だったら、批判してきた相手の論理的矛盾を見抜き、そこを突くように反論する。感情に感情をぶつけるのではなく、感情には論理をぶつけるのです。アメリカの研究者たちは、このあたりがしっかり訓練されていますね。
”- 日本人の「否定の言葉」はフォーマット化されている!? 周りの反対にあったときに知っておきたい心構え|世界初をつくり続ける東大教授の「自分の壁」を越える授業|ダイヤモンド・オンライン (via danbora)