“13: 名無しのひみつ [] 2020/07/27(月) 10:15:05 ID:2d7on+in昔、こどもの頃北海道、道東の沢を、地元の方々と一緒に渓流釣りに行った彼らの仕事は測量士で、屈強で、いかにも山の男のよう冗談好きで、いつも笑顔で大酒飲み夜は焚き火をしながら釣ったオショロコマやフキやら料理してくれた次の日、連なって沢沿いの道を大人達はワイワイ言いながら帰っていると突然、自分の全身の毛穴が開き、後頭部に向けて皮膚を引っ張られゾワゾワゾワっと鳥肌が立ち、沢の音が消えるような体験をした皆にそのことを話しても、誰も見向きもせず、能面のような顔つきで、黙ったまま、歩くばかり自分は仲良くしていた大人達に無視されたことと、骨まで震える体験にショックだったが数分経つと、もとの自分に戻り、皆もワイワイ冗談をいいながら普段の大人達にもどっていた駐車場に戻った時、さっきの不思議な体験を話すと、大人達は少し真顔になってから皆「出たね!」「あぁ出た出た!」「近かったなぁ!」「直ぐ隣だった!」と俺の頭をガシガシなでながらゲラゲラと笑っていた自分が大人になって、山深くで渓流釣りをしていると、沢の音が突然消える時がありふと、こどもの頃を思い出し怖くなる”
- 続・妄想的日常 (via jaguarmen99)