“シングル化が進行しています。シングル化という現象は、三つの変化をはらんでいます。 第一の変化は、生涯未婚者の増大です。誰でも一度は結婚するものだという常識が過去のものとなり、生涯をシングルで過ごす人が増えてきたのです。 第二の変化は、シングルである期間の長期化です。結婚する人も晩婚化によって若年シングルの期間が延びたり、離婚の増加によってふたたびシングルになるなどして、一人の一生の中でシングルである期間が長期化しています。 つまり、生涯シングルの増大という横の変化と同時に、シングル期間の長期化という縦の変化が起きていて、社会にシングルが今後あふれ出すという状況になっています。 第三の変化は、家族や地域によって包摂されなくなり、孤立するシングル──つまり、家族難民──が増加しているということです。”
- 「家族」難民 生涯未婚率25%社会の衝撃 / 山田昌弘 (via qsfrombooks)