私たちが人を見下す時も、価値観がないと見下すことすらできません。良いと悪い、優れている優れていないがないと、相手が下かどうかが自分にも判断できないからです。上から目線に敏感な人は、価値観が強く形成されている人です。ですから、自分と相手のどちらが上かということをすぐ感じ取ってしまいます。もちろん感じ取るベースにあるのは、自分の中の根強い価値観であるわけですが。
価値観が根強い人は、誰が上で誰が下かというのもまたはっきりとしている人でもあります。逆に価値観がそれほど根強くない、または多様な価値観が内在している人は、仮に目の前の人が自分より足が速くても容易に見下されたとは思いません。もしかしたら自分の方が頭がよいかもしれないし、能力自体で全て下だったとしても、自分の方が幸せだと感じているかもしれません。要は、人間はそう簡単に順列をつけられないと思っているわけです。
価値観が強く、上下に敏感な人は、同時に自分より下の相手を見下します。全く同じ価値観で人を裁き、そして時には自分を裁きます。ゆえに価値観の強い人は威嚇する一方、どこか怯えた動物のような空気をまといます。なぜならば常に順位を気にしながら生きているからです。周囲を威嚇し、また時には自分で自分の自信を失うわけですが、その本当の根本にあるのは自分の価値観であるわけです。
”- TAMESUE.JP | なぜ上から目線に敏感な人は、傲慢にもなるのか (via yellowblog)