“私もうちの住職の世代やおじいさんの世代から 「わしらの修行の時代はもっと厳しかった」とよく言われます。 もっと寒かったし、坐禅の時間も長かった。 修行期間中、ちょっとうちのお寺に帰るようなこともなかった、と。 でも、修行中に指導者でいらっしゃる老師さまがあるとき 「君たちは偉い」 と言ってくだったんです。 「私たちのときは修行は確かに厳しかった。 でも、道場の中も外もあまり変わらへんかった。 食べるものはないし、テレビもなければ、車もなかった。 お寺の中の世界も外の世界もあまり変わらない。 もちろん修行だから、外の世界より厳しくなるのは当たり前であって。 今の世の中は、家の中に暖房もあって、 炊飯器も、テレビ、パソコン、携帯、インターネットもある中で、 君たちは朝3時に起きて、薪でごはんを焚いて、朝から晩おそくまで坐禅をやって、 そのほうがよっぽど立派や。 君たちはしっかり自信を持ってやりなさい」と。”— 松山大耕さんx松本紹圭対談@退蔵院 | Everything but nirvana | 彼岸寺 (via clione)