“アニメスタジオには毎年新人が入ってくるんですが、絵描き関連の人を除くと、まず最初に就くのが制作進行というアシスタント的な業務なんですね。それで新人に、制作進行を経た後に、将来アニメのどんな部門に関わりたいかを聞くと、時代が下るに従って、語られる夢がどんどん変わってきているんです。 —— どんなふうに。 昔の新人は、「演出」志望が多かったんですね。それからしばらく経つと、「脚本」志望が増えてくる。今は「企画」をやりたいと言っているんです。これは何を意味するかというと、だんだん“現場”から遠ざかっているんですね。”