金曜日

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しかし『となりのトトロ』を高く評価する西洋人たちも入浴シーンには戸惑ってしまう。僕は『となりのトトロ』の公開時に海外の『となりのトトロ』の掲示板をチェックしていたが、入浴シーンのせいで掲示板が大荒れだった。いまだに半年に1回位の頻度で入浴シーンネタで荒れる。

荒れる理由にはいくつかある。ほとんど多くの西洋人が「あの入浴シーンは家族の交流を描いた名シーンだ。文句をつけるほうがおかしい!」と思ってくれる。だから文句をつける人たちに猛反撃するのだ。そして文句をつける側に人種差別者や排他的思想の持ち主が登場するので益々荒れる。

入浴シーンの擁護派は以下のような発言をする。

* 「日本には大衆浴場の文化がある。他人とお風呂に入ることに抵抗がないんだよ。」
* 「日本に旅行して温泉に行ったことあるよ。みんなでお風呂入るのは楽しかったよ。」
* 「昔の日本は大衆浴場が社交場だったんだよ。」
* 「日本の浴槽は狭くて深い。子供だけだと危ない。」
* 「あの風呂は加熱したお湯がすぐ近くにある。子供だけだと危ない。」
(↑英語版ウィキペディアの『となりのトトロ』でも日本式風呂の加熱の仕組みについて言及している。)
* 「え?俺の家族もみんなでシャワー浴びてたけど………。」
(↑コイツはその後、色々とツッコミを受けていた。)

「入浴シーンに戸惑いました」という人は、これらの意見で多分納得していると思う。しかし掲示板というものはここから荒れてしまうものなのだ。入浴シーン否定派が「やっぱり日本人おかしいよ!」と非難すると、「何で外国の文化を理解しようとしないの?」という話になる。そうなると今度は人種差別的な意見が登場して、ひたすら日本の悪口が書かかれていく。食生活(クジラ・馬を食べるから嫌われている)や第二次世界大戦も問題になる。日本人だけではなくて中国人やネイティブ・アメリカンまで標的になったりする。キリスト教保守派っぽい人も登場すると益々ややこしくなる。

荒れる理由は他にもある。それは「児童ポルノ」や「日本製変態アニメ」の存在だ。日本のエロいアニメ文化や児童ポルノは海外で有名なので、その視点から入浴シーンを叩くパターンが多い。『となりのトトロ』の入浴シーンに対して 「やっぱHENTAIの国だな!」 「これは児童ポルノだろ!」 と言ってくる。これに対しては擁護派が 「入浴シーンには性的な意味が一切ない。児童ポルノを連想するお前らのほうがおかしい!」 「他のHENTAIアニメとジブリのアニメを一緒にするな!」 と反論してやはり論争となる。



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