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トルコの富豪フェリト・シャヘンク氏が経営するドガス・ホールディングは、借入残高の約40%の債務再編について国内金融機関十数行と交渉を始めることが事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。

  「ソルトベイ」の愛称で知られ、ステーキに塩を振りかけるポーズで人気を博すトルコ人シェフ、ヌスレット・ギョクチェ氏で有名なレストラン「ヌスレット」や「ズマ」などの飲食店チェーンをドガスは保有する。
関係者によると、最大25億ドル(約2700億円)の債務について交渉する。関係者は部外秘情報だとして匿名を条件に明らかにした。

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トルコ人シェフ、ヌスレット・ギョクチェ氏のステーキに塩を振りかける決めポーズPhotographer: Kate Krader/Bloomberg

  債務の平均満期は現在2年半だが、ドガスはこれを約5年半後に満期になるよう繰り延べることを目指している。また、向こう2年間は元本支払いを見送り、金利分のみ返済することも求めている。

  条件変更後の債務の担保の約80%は、スペインのホテルを含む同社の資産でカバーされると関係者の1人は話した。ドガスはコメントを控えた。

  かつてトルコで一番の資産家だったシャヘンク氏は、ガランティ銀行の持ち分31%をスペインのビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行(BBVA)に2010年以降3段階で売却した後、国内外で飲食店やマリーナ、ホテルに多額を投資している。
ドガスの最大級の投資の1つはイスタンブールのボスポラスにあるクルーズ船乗り場とショッピングモールの複合施設ガラタポート開発(15億ドル規模)。

  ドガスのウェブサイトによると、昨年末時点の借入残高は235億リラ(約6200億円)と、1年前の212億リラから増加。
同社は年内に77億リラ、来年は49億リラのそれぞれ返済が必要。昨年は元本71億リラを返済した一方で、83億リラを新たに借り入れた。



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